人生流れ一本場

ふふっ。

能く在る異動と課長の噺

4月付けで隣の課の課長補佐がうちの課長になった

その課長の話を少しする(明日が月曜なので)

メモ書きなので読まなくてもいい

 

その課長(当時の課長補佐)と出会ったのはちょうど1年前

課は違ったのだがある業務で受け持ちが一緒になり、月に1回2時間程度一緒に出先へ伺うことになった。

最初はどんな人物かわからなかったのだが話を聞くと50歳独身実家ぐらし。

数年前に無くなった猫のみーちゃんが忘れられないという。なんやねん

最初に出かけた時に

「お前の親父さんは何歳だ?」

「俺ともう変わんねーじゃん...」

と少し寂しそうだったのが印象的だ。父さんと呼んだら怒られた。

 

この男、普段は仕事ほぼせず(基本的に仕事の少ない課というのもある)、終日インターネッツを眺めているらしい。しかし考え方、発言がやけにしっかりしているのだ

考え方に筋が通っていて本質を良く見ている。自分が求めるものの一端を感じさせるのだ。彼に言われて印象的だったものを挙げておく

 

 

「人の悪口を言うのは楽しいだろ。簡単に場が盛り上がるしなぁ。でもその場に居ない人のこと言うのは絶対に自分の評価を下げると思うんだよ。だから悪口言うなら目の前で言っとけ」

「愚痴っていうのはとにかく無駄なわけ。議論と愚痴は違う。解決策の出ないものは無駄」

「俺は早く帰りたいから君らに残業してほしくないわけ。時間内に最高率でやって帰ればみんな幸せだろ?そりゃ忙しい時はしょうがないけどさ、せっかくこういう職場(公務員のようなもの)なんだし、一日の1/3は仕事して1/3は寝て、残りの1/3は自分の時間を持ってほしいわけよ」

 

 

ちなみにこの男、暇な時は一生女性社員に話しかけられているので女性社員と一部層からの評価は死ぬほど低い。うける

それでもこういう人間が上に来たってことは喜ばしいことだし*1、いくら考え方が好みの人間とは言えそれが直接の上司部下の関係になったら考え方も変わってしまうかもしれない。なんなら数カ月後にはこの課長のこともボロクソに叩いているかもしれない。

それでも今は、少なくとも今はこんな人間が身近にいると自慢してやりたい気分なのだ。

 

 

 

残業してるときに差し入れでハッピーターン買ってくるのなんなん

 

おわり

*1:誰にも言ってない気がするが去年の課長は県内でも悪い噂しか無いワーストレベルの人間だった。残業代はほぼ出なかったね。今年は飛ばされた